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ニュージーランド WWOOF 遭難 〜滞在162日目〜 [渡航中に書いた日記]

こんにちは。
Yukiです(´∇`)


皆さんは、死ぬ思いをした事ありますか?
(臨死体験ではないです。)
僕は何回かあるのですが、
そのうちの2回。
ニュージーランドです。

もうここで終わりなんだろうな…
って思いました。

そのうちの1回を今日このブログでお話します(´∇`)
今日はかなり長めです。

よかったらどうぞ。

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【December 11 〜滞在162日目〜】

今日はロブとアンカと僕の3人で家から少し遠い(1時間ぐらい)ところに川が有り、

その場所で”カヤック”をするという話になりました。

他の2人は経験者で俺だけ未経験者。

天気が悪かったので、延期にしようかと迷っていたが、

昼頃回復してきたので、

サンドイッチを作って、

カヤックをしに行きました。


いざ乗ってみると、

見た目は簡単なのに全然まっすぐ進まない…

どっちにオールを漕げばまっすぐ進むのか…

四苦八苦していました。

それも1時間もすると慣れたもので、

もう漕げるようになった。

カヤックを操縦できるようになると、

楽しくて楽しくて…

川の流れに沿って進んでいたので、

スピードも出てかなりエキサイトしていました。


出発がそもそも遅かったので、

遅めのランチをどこかの小島にてとりました。

サンドイッチを大量に作ってきたのですが、

3人とも空腹と疲れで全然足りませんでしたwww

作ったサンドイッチ:
IMG_3501.JPG

これが3人で食べて足りないんですよwww(´∇`)





雲行きも怪しくなってきたので、

カヤックで帰る事になりました。

しかし、アンカが”もう少し先までいきましょう”と…

この選択が悲劇を産みます。

ロブは”帰った方がいい”というのですが、

結果遠回りをして、元きた川を戻ることにしました。


この辺に来ると、気づく人は気づくかと思いますが、

行きは川を下ってきたので、

楽でした。

放っておいても進むって言う感じです。

しかし、帰りはそうはいきません。

漕がなければ間違いなく帰れません。

曇りの天気がとうとう雨に変わりました。

そして、とうとう帰れなくなりました。

あたりは真っ暗になり、

周りはジャングルみたいな緑しかなく、

人も車も通る気配すらありません。

漕いでも漕いでも似たような景色で、

3時間ほど漕いだが何も変わらず…

この時時間は夕方6時ぐらいです…

夏だったのが救いですね。

まだ周りが見えました。

ここでアンカがついに疲労で漕げなくなりました。

ロブのカヤックとアンカのカヤックをロープで結んで、

漕いで行きました。

僕はまだ漕ぐ力は残っていたので、

よかったです。

1時間漕ぎ、辺りが暗くなり始め、

気温も下がり、寒くなってきました。

この時点での持ち物は、

着てる服とデジカメ。

そしてサンドイッチを入れておいたパックのみ。

なんて情けない持ち物でしょう…

もう更に1時間漕ぎました。

まだ肉眼で人の姿を確認できるのは幸いでした。

もう僕らはこのユニークなアイテムだけで、

一日を過ごす覚悟をしました。

すると、川の両サイドを見ていると、

車1台分通れる道があって、

もしかしたら出られるかもって直感しました。

そして、ロブを休ませるために、

俺とアンカでその道を歩いていくと、

なんと道路が!!

もうここでやる事は一つしかありません。

そうです。


ヒッチハイクです。

初ヒッチハイクですけどねwww

しかし重要な事が2点。

看板がないっていうのと、

真っ暗で僕らが見えない。

っていうのに気がつきました。

とにかく道路があるということは、

ライトがあるだろうっていって歩いて見ると、

ガソリンスタンドがありました。

しかも明かりもついていて、

そのガソリンスタンドと併設でコンビニがありました!!

もう奇跡としか言い様がないですね。

とにかくアンカがもう瀕死なので、

そのガソリンスタンドまで送っていき、

その後ロブを呼びに…

すると、ガソリンスタンドの人が車を止めた場所まで、

ロブを送ってくれる事になりました。


待っているあいだ、

僕らの姿を見てコンビニの店員さんが”中に入りな”って。

もう泥だらけな僕らなのに、

それでも中に入れてくれて、

ストーブもつけてくれて、

おまけに、フライドチキンとミートパイをご馳走してくれました。

あの時のミートパイはめちゃくちゃ美味しかったです。

あとはロブが迎えに来てそのまま帰宅。

あとはもう爆睡ですwww

見つけるのがあと30分遅かったらどうなってたことか…

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◆遭難するまで

IMG_3505.JPG

この時はまさか遭難するとは思わなかったです(´∇`)


10_Otorohanga 073_R.jpg

のんきか?のんきか?お前は!!(((゜Д゜;)))
そしてこの1時間後、遭難します…



実際遭難した時も、
こんなに危なくなるとは思ってもみなかったです。

なぜなら、誰かに会うだろうと思っていました。
しかし、1時間経っても、2時間経っても、3時間経っても…
あのガソリンスタンドの人以外全く会いませんでした。

言ってみれば無人島ですよwww

この時はまだ命の危機は感じていませんでした。
どっちかというと、


漕ぎ疲れたです。

それがヤバイって思うようになったのは、
雨が降ってきて、
気温が下がり、
寒く感じました。

装備がTシャツ1枚と海水パンツとメガネって…僕にとってはかなり寒かったです。


◆ミートパイ

あの時に見つけたガソリンスタンドは、
行くべくとして見つかったと思っています。
本当にあれは奇跡だと思いました。
あのタイミングで見つける事が出来たのは本当に良かったです。
この運が導くシリーズですが、
まだあります。
それはいつの日かお話ししますので、
お楽しみです(´∇`)


いずれにしても、
コンビニの店員さんの心遣いがかなり嬉しかったです。

アンカも寒さで震えてしまって、
本当にギリギリ良かったです。

始めての遭難、始めてのヒッチハイク…
これも今となっては笑い話ですが、
当時はマジヤバイ(((゜Д゜;)))って思いましたwww


なので、ニュージーランドで一人カヤックはやめましょう。
必ず誰かと一緒に!!!

でわでわ(´∇`)



Thank you for reading my blog.
See you next time;)






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